こうくんのブログ

元公務員の26歳が書いているブログです。公務員、筋トレ、コーチング関係を中心に記事を作っていきます。

公務員試験を受験するにあたって。公務員試験種と特徴

公務員になろうと勉強を始める方がいらっしゃると思いますが、公務員と言っても種類や働き方は多種多様で、必要な対策も大きく異なります。

今回は公務員とはどんな種類があるのか、どのような特徴があるのか解説したいと思います。

 

 

公務員の種類ー国家公務員と地方公務員ー

まず、国家公務員と地方公務員に分けることができます。

 

・国家公務員 例:国家総合職、国家一般職、労働基準監督官、衆参議員事務局など

 簡単に言えば、国を動かす仕事をするのが国家公務員です。原則として全国転勤であり、特にキャリア官僚と言われる国家総合職は研究機関や海外で働くこともよくあります。

大変な仕事ではありますが、自分の仕事が全国レベルで影響を与えられるのでやりがいを感じやすいです。筆者はこちらの公務員でした。余談ですが、国会議員も国家公務員です。

 

・地方公務員 例:都道府県庁、市区町村役所など

 住民票取りに行ったり、各種手続きをする際に窓口にいる方が地方公務員と言えばイメージしやすいでしょうか。都道府県庁であればその都道府県、市区町村であればその市区町村が発展するようなお仕事をします。特に東京都庁は人気が高く、全国から志望者が集まるので難関試験となっています。

 

試験の特徴

公務員試験の特徴は以下の通りです。

 

・年齢要件等を満たせばどの人も受験できる

・受験料は無料

・筆記試験と面接試験に分かれる

・合格=採用ではない試験がある

 

以下解説していきます。

・年齢要件等を満たせばどの人も受験できる

 公務員試験は民間就活のESのような書類審査がありません。受験資格記載の条件を満たせば、名前も初めて聞いたような自治体であっても受験することができます。

 

・受験料は無料

 社労士などの資格試験であれば受験料が必要になりますが、公務員試験の場合は無料です。地方公務員を目指される方は受験会場がその地方であることがほとんどですので、遠方にいる場合は交通費等がかかります。

 

・筆記試験と面接試験に分かれる。

 民間就活でも同じではありますが、筆記試験と面接試験に分かれます。筆記試験は国家公務員の試験と一部地方公務員試験は過去問題が公表されているので過去問対策が重要になります。

 面接試験は、個別面接、集団面接、集団討論などがあります。集団討論では、他の受験生と協力しながら自分の役割をこなしていくことが重要です。

 

・合格=採用ではない試験がある

 国家総合職、国家一般職など国家公務員の試験にあるのですが、試験に合格=採用ではありません。これらの試験は、合格すると採用候補者名簿に記載され(3年間有効。)、直接省庁に出向いて面接を受ける「官庁訪問」ができるようになります。この官庁訪問で各省庁から内定をもらうことができないと採用されませんので注意が必要です。

 

 

終わりに

公務員は収入が安定し身分が保障されているので人気の職業ですが、民間就活と対策の仕方が異なります。自分の志望する試験のスケジュールや勉強方法を学んでしっかり対策を取りたいですね。